カリ バウアー特選情報館。

■156本完売！　24本追加いたしました。

■ワインスペクテイター誌91ポイント ■ジェームス・サックリング90ポイント ◎シャルドネに至っては15年ぶりの登場。

’99年を最後にご案内が途絶えてから、15年ぶり…’14年より復活上陸を果たしたシャルドネ。

本当に久々に飲みました…が、美味しかった…。

所謂カリ・ドネ、或いは樽ドネ…の高級完成版で、産地は異なりますが、どこか『ソノマ・カトラー』にも通づるクラシックなスタイル。

この手のシャルドネ呑みにはたまらない昔ながらの造りです。

シャルドネはカベルネから遅れること2年後の1982年よりリリース。

1990年からカーネロス産となりました。

果実はカベルネ同様、エステート・フルーツとトップ・グロウワーからの買い付け果実を併用。

外部調達分には、あの『サンジャコモ』 からのフルーツも含まれています。

◎試飲しました。

【 2016.2.12 】 シャルドネは2016年2月1日より、カベルネとメルローは2月23日発売と、実は日本でのリリースタイミングにおよそ半月開きがありまして、私共ではまずシャルドネを試飲しました。

しっとりした多量のオークバニラに、樹木やコーンなど特徴のある香味があり、黎明期のクラシカルなシャルドネの表現が見えます。

優しく柔らかい酸味が果実味の粘性や旨味と甘味をより感じさせ、何よりヴォリューム感と高級感が圧倒的。

若さを表徴するアルコリックな融和感の不足こそありますが、既にボディや旨味のゴージャスさ、そのスケールの大きさは十分です。

何れにしても包容力があり、クリーミーなのにしつこさが抑えられています。

これは全房プレスによるものでしょうか。

高密度の甘味の旨味の特徴、余韻の長さの風格もまた相変わらずでした。

バター、マロンクリーム、マンゴー、オークヴァニラ、黄桃、焙煎コーヒー香、ミルクキャラメル、プリン、白いスパイス、トーストなどなど、様々な風味と味わい。

更に二日目になると酸味が出てくる印象を受け、より素敵なバランスの完成に近づきましたので、現段階ではゆっくりお楽しみ頂ければと思います。

アメリカン・オークとフレンチ・オーク（1／3新樽）を併用し、9ヶ月の樽熟成。

●往年のファンを喜ばせる変わらない造りが嬉しい…。